豪華共演!Bobby Mcferrin (ボビー・マクファーリン) 新作にエスペランサ・スポルディング参加!

グラミー賞で、1988年の3冠も含め、通算10回受賞歴があるアメリカの「声の魔術師」ボビー・マクファーリン。彼の新作『スピリチュオール』に女性マルチ・インストゥルメンタリスト、エスペランサ・スポルディングが参加!

エスぺランサはグラミー賞では2011年にジャズ・アーティストして初めて最優秀新人賞を受賞するなど、28歳にして複数の受賞経験を持つ。本作でエスペランサは4曲ボーカル、5曲でベースを担当した。聴く者の心を解きほぐすサウンドに満ちた、この高い実績に裏打ちされた音楽性を持った二人のコラボレーションが実現した『スピリチュオール』は日本では5月22日発売。

共演を振り返り、ボビーは下記のようにコメント
「本作の録音で良かったのは、何が起こっても不思議でない雰囲気がスタジオに流れていたことだね。僕は人の緊張をといてリラックスさせるのが好きなんだ。そういうことにとても魅力を感じる」

エスペランサは下記のようにコメント
「この経験を説明するのに楽しいでは物足りなさ過ぎるわね。他の、もっといい言葉が必要だわ。例えば…『歓喜に満ちた』かしら。沸き立つような、嬉しい、驚くほどクリエイティヴで、自由で、解放感があって、ワクワクするようなエネルギーが刻々と続いているのよ」

『スピリチュオール』はオペラ歌手を父に持つボビーが幼少の頃から親しんでいた黒人霊歌や、聖書からの一節をもとに作曲したオリジナル曲を中心に、ボブ・ディランの「アイ・シャル・ビー・リリースト」のカバーなども収録したタイトル通りスピリチュアルな作品。音楽的にはブルース、ジャズ、ゴスペルの要素を取り入れ、エスペランサ以外にもプロデュース・編曲にギル・ゴールドスタイン、ラリー・キャンベルがギター、ドラムスにアリ・ジャクソン等名手を揃えた。また、ヴォーカリストのイメージが強いボビーが、本作ではフェンダーローズ(エレクトリック・ピアノ)の高い腕前を披露している。ボビー・マクファーリンは音楽という坩堝の中に意外性のある新しい材料を投入し、かき回しながら普遍的なサウンドを追求し続けている。

ボビー・マクファーリン『スピリチュオール』
Bobby Mcferrin “spirityouall”
5月22日発売 SICP-3821 ¥2,520

<プロフィール>
ボビー・マクファーリン(Robert “Bobby” McFerrin, Jr.、1950年3月11日生まれ)はアメリカのシンガー、指揮者。父はオペラ歌手のロバート・マクファーリン(2006年没)。1988年、「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」でグラミー賞の最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を受賞、マクファーリン自身も最優秀男性ポップ・ボーカル賞を受賞し、3冠を達成。世界的にその名が知られることとなった。同曲は全米チャートでNo.1を獲得したが、これはアカペラ曲として史上初であり、ジャズ歌手の曲としてはルイ・アームストロング以来の快挙となった。90年代からは指揮者としてクラシックの名門オーケストラと共演しマルチな才能でジャンルレスに活躍を続けている。

(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)