ロリー・ギャラガー、ゲイリー・ムーアといった素晴らしいギタリストを輩出しているアイルランド。そのアイルランドより登場し、偉大な歴史的ギタリスト達の音楽スピリットを継承するブルース・ロックのギタリストがSimon McBride (サイモン・マクブライド)である。
ハートが込められた哀愁感ある歌やギタープレイからは、ゲイリー・ムーアを彷彿させるものがあり日本人の心の琴線に触れる。
10歳でギターを始めたサイモンは15歳の時にGuitarist誌のコンテストで”Young Guitarist of the Year”を獲得、以前にヴィヴィアン・キャンベルが在籍していたことで有名なハードロック・バンド Sweet Savage に16歳で参加し「Killing Time(1996)」、「Rune(1998)」の２枚のアルバムでプレイしている。
Sweet Savageを離れた以降は、アイルランドのシンガー Andrew StrongとR&Bやポップス音楽をプレイしていたが、2008年には遂に自身のデビューアルバム「Rich Man Falling」を発表。続いて2010年に発表したアルバム「SINCE THEN」ではThe British Blues Awardsにノミネーションされている。
2012年にはライヴアルバム「NINE LIVES」及び最新スタジオアルバム「CROSSING THE LINE」を発表しており、「CROSSING THE LINE」に収録された”ONE MORE TRY”のPVでは哀愁感ある歌、ギタープレイを披露している。この本格派ギタリスト サイモン・マクブライドの今後の活躍に要注目である。
Simon McBride Official Site http://www.simonmcbride.net/
