SHUGGIE OTIS (シュギー・オーティス) 伝説のギタリスト 1974年の名盤+幻のアルバム 発売決定!

1960年代から活躍し、「15歳でアル・クーパーとセッション」、「ローリング・ストーンズからのメンバーの誘いを断った」、「クインシー・ジョーンズからのプロデュースの申し出を断った」など数々の逸話を持ち、まさに“伝説”と呼ぶに相応しいギタリスト、シュギー・オーティスの幻のアルバム『インスピレーション・インフォメーション/ウィングス・オブ・ラヴ』が4月24日に発売されることが決定した。

このアルバムは2枚組になっており、ディスク1は、シュギ―の3枚目のソロ作『インスピレーション・インフォメーション』(1974年/EPIC)にリマスタリングが施され、未発表曲も4曲収録されている。ディスク2は『ウィングス・オブ・ラヴ』と題され、1975年から録音され、長く未発表アルバムとして眠っていた14曲をまとめたものだ。

ほぼすべての楽器をひとりで演奏~多重録音する多才さ、一聴するとローファイなブルース~ファンクながらも浮遊感漂うギター・サウンド、味わい深い歌声は、聴き込むごとにクセになると高く評価された。1990年代以降もレニー・クラヴィッツが絶賛、デヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズ)が主宰するレーベル「ルアカ・バップ」からCDが再発されて、日本でもミュージシャンやDJを中心にさらに評価が高まっていた。近年では、ラファエル・サディークやモス・デフ、ショーン・オヘイガン(ハイ・ラマズ)、DJのジャイルズ・ピーターソンらがジャンルを超え熱烈なリスペクトを表明。意外なところでは、ビヨンセがシュギーの楽曲をサンプリングに使っていたことも話題となった。

現在59歳のシュギーだが、昨年からツアーも再開。ヨーロッパ~全米ツアーを行い、3月末には来日公演も決定した。本格的なツアーは約25年ぶりだが絶好調の様子で、ステージはホーン・セクションも含め8人編成のバンドで行われる。父親のバンドのメンバーとして1971年に一度だけ来日しただけで、今回の来日が42年ぶりとなるシュギーは「自分のバンドとしては初めての日本公演だから、とても楽しみにしているよ!」とのこと。“伝説”のギタリストの“奇跡”の来日公演を目に焼きつけていただきたい。

【来日公演情報】
シュギー・オーティス
3/31(日) 1stステージ 開場15:30 開演16:30/2ndステージ開場18:30 開演19:30
4/1(月) 1stステージ開場17:30 開演19:00/2ndステージ開場20:45 開演21:30
会場:ビルボードライブ東京
(ご予約・お問い合せ)☎03-3405-1133
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン・ガーデンテラス4F
http://www.billboard-live.com/

2013年4月24日発売
『インスピレーション・インフォメーション/ウィングス・オブ・ラヴ』
シュギー・オーティス
INSPIRATION INFORMATION/WINGS OF LOVE
品番:EICP30005~6(2枚組)
価格:¥2,835(税込) ¥2,700(税抜)
◆高品質Blu-spec CD2仕様
◆DISC1『インスピレーション・インフォメーション』オリジナル・アルバム(リマスター)+未発表曲4曲収録
◆DISC2『ウィングス・オブ・ラヴ』全曲未発表音源
◆豪華ブックレット
◆解説/歌詞・対訳付き

【収録曲】
〈DISC-1: INSPIRATION INFORMATION〉
1. インスピレーション・インフォメーション Inspiration Information
2. アイランド・レター Island Letter
3. スパークル・シティ Sparkle City
4. アウト・オブ・マイ・ヘッド Aht Uh Mi Hed
5. ハッピー・ハウス Happy House
6. レイニー・デイ Rainy Day
7. XL-30 XL-30
8. プリング! Pling!
9. ノット・アヴェイラブル Not Available
<Bonus tracks> (previously unreleased):
10. ミス・プリティ Miss Pretty
11. マジック Magic
12. シングス・ウィ・ライク・トゥ・ドゥ Things We Like To Do
13. キャッスル・トップ・ジャム Castle Top Jam.

〈DISC-2 : WINGS OF LOVE〉
1. イントロ Intro
2. スペシャル Special
3. ギヴ・ミー・サムシング・グッド Give Me Something Good
4. トライン・トゥ・ゲット・クロース・トゥ・ユー Tryin’ To Get Close To You
5. ウォーキン・ダウン・ザ・カントリー Walkin’ Down The Country
6. ドゥイン・ホワッツ・ライト Doin’ What’s Right
7. ウィングス・オブ・ラヴ Wings Of Love
8. ギヴ・ミー・ア・チャンス Give Me A Chance
9. ドント・ユー・ラン・アウェイ Don’t You Run Away
10. ファイアボール・オブ・ラヴ Fireball of Love
11. フォーン Fawn
12. イフ・ユード・ビー・マイン If You’d Be Mine
13. ブラック・ベルト・シェリフ Black Belt Sheriff
14. デスティネーション・ユー! Destination You!

【プロフィール】
1953年、LA生まれ。父親は有名なR&Bのバンドリーダー、ジョニー・オーティス。12歳の時にデビュー曲がいきなりチャートインし、15歳でアル・クーパーから直々に誘われてスーパー・セッションに参加する早熟ぶり 。70年代、EPICからソロ・アルバムを3作発表。後にブラザーズ・ジョンソンがカバーして全米1位になった「ストロベリー・レター23」などを作曲する。またローリング・ストーンズからツアー参加の誘いを断ったという伝説も。90年代以降も、デヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズ)、プリンス、レニー・クラヴィッツ、ラファエル・サディーク、モス・デフら幅広いミュージシャンたちが支持を表明するミュージシャンズ・ミュージシャンである。2012年から第一線での活動を再開し、2013年3月には初来日公演が決まっている。

(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)