Frank Zappa 『アポストロフィ(‘)』発売50周年を記念したボックス・セットが9月13日に発売決定!


Photo © Sam Emerson

フランク・ザッパが、全米10位の大成功を収め、ゴールド・ディスクにも認定された最大の”ヒット・アルバム”『アポストロフィ(‘)』発売50周年を記念した未発表音源満載のボックス・セットが2024年9月13日(金)に発売されることが決定した。

日本盤は、5CD+ブルーレイ・オーディオ、52ページの英文ブックレットで構成され、2公演分の未発表ライヴ音源を含む全75トラックを収録。
ザッパ家のテープ倉庫管理人ジョー・トラヴァースは本作について以下のように語っている。
「フランク・ザッパの膨大なカタログの中でも最大の人気を誇るレコードの50周年を祝うときが来た。
そのころ業界で10年のキャリアを重ねていたザッパは、『アポストロフィ(‘)』でも独自の音楽を展開した。フランク・ザッパは、誰とも違う音楽を鳴らしていたのだ。そしてこのアルバム――特に収録曲の「ドント・イート・ジ・イエロー・スノウ」――は、フランクも含め誰も予期しない形で、そのユニークで素晴らしいサウンドを世間に広めることとなった。」


フランク・ザッパ
『アポストロフィ(‘) 50周年記念5CD+ブルーレイ・エディション』
Frank Zappa / Apostrophe (’) 50th Anniversary Edition (5CD+Blu-ray)

2024年9月13日発売
品番: UICY-80517
価格:16,500円(税込)
<日本盤のみ>
英文ライナーの完訳/歌詞・対訳付/SHM-CD仕様

<曲目>
・DISC 1(CD)
▼オリジナル・1974アルバム〜2024リマスター
1. ドント・イート・ジ・イエロー・スノウ
2. ナヌーク・ラブズ・イット
3. セント・アルフォンゾズ・パンケイク・ブレックファスト
4. ファーザー・オブリヴィオン
5. コズミック・デブリス
6. エキセントリフューガル・フォルツ
7. アポストロフィ (‘)
8. アンクル・リーマス
9. スティンク・フット
▼アルバム・セッション・ボーナス・トラックス
10. ドント・イート・ジ・イエロー・スノウ(ベーシック・トラックス/オルタネイト・テイク)*
11. ナヌーク・ラブズ・イット(ベーシック・トラックス/アウトテイク)*
12. ナヌーク・ラブズ・イット(セッション・アウトテイク)*
13. コズミック・デブリス(ベーシック・トラックス/テイク3)*
14. エキセントリフューガル・フォルツ(ミックス・アウトテイク)*
15. アポストロフィ (‘) [ミックス・アウトテイク] *
16. アンクル・リーマス(ミックス・アウトテイク)*
17. アポストロフィ (‘) [アンエディテッド・マスター/2024ミックス]
18. アンクル・リーマス(ピアノ・アンド・ヴォーカル・ミックス2024)
* 『ザ・クラックス・オブ・ザ・ビスケット』(2016年)収録トラック

・DISC 2(CD)
▼ボーナス・コンサート#1:コロラド州、コロラド・スプリングス(1974年3月21日)
1. コロラド・スプリングス・’74・ショー・スタート
2. ヴィレッジ・オブ・ザ・サン
3. エキドナズ・アーフ(オブ・ユー)
4. ドント・ユー・エヴァー・ウォッシュ・ザット・シング?
5. バベット
6. アプロキシメイト
7. コズミック・デブリス
8. ピグミー・トワイライト
9. ジ・イディオット・バスタード・サン
10. チープニス
11. モンタナ
12. デュプリーズ・パラダイス・イントロ

・DISC 3(CD)
▼コロラド州、コロラド・スプリングス(1974年3月21日)[コンティニュード]
1. デュプリーズ・パラダイス
2. イズ・ゼア・エニシング・グッド・インサイド・オブ・ユー?
3. フロレンティン・ポーゲン
4. カン・フー
5. ペンギン・イン・ボンディッジ
6. テマーシ・ドゥウィーン
7. ザ・ドッグ・ブレス・ヴァリエーションズ
8. アンクル・ミート
9. RDNZL
10. メドレー:キング・コング/チャンガズ・リヴェンジ/サン・オブ・ミスター・グリーン・ジーンズ

・DISC 4(CD)
▼アーリー1974・ボーナス・ライヴ・トラック
1. インカ・ローズ(ユタ州、ソルト・レイク・シティ [74年3月18日])
▼ボーナス・コンサート#2:オハイオ州、デイトン(1974年11月20日)
2. トゥッシュ・トゥッシュ・トゥッシュ(ア・トークン・オブ・マイ・エクストリーム)
3. スティンク・フット
4. RDNZL
5. ヴィレッジ・オブ・ザ・サン
6. エキドナズ・アーフ(オブ・ユー)
7. ドント・ユー・エヴァー・ウォッシュ・ザット・シング?
8. ペンギン・イン・ボンディッジ
9. テマーシ・ドゥウィーン
10. ザ・ドッグ・ブレス・ヴァリエーションズ
11. アンクル・ミート
12. ビルディング・ア・ガール

・DISC 5(CD)
▼オハイオ州、デイトン(1974年11月20日)[コンティニュード]
1. ダイナ・モー・ハム
2. カマリロ・ブリロ
3. ピグミー・トワイライト
4. ルーム・サーヴィス
5. トゥッシュ・トゥッシュ・トゥッシュ(エンド・ヴァンプ)
6. ドント・イート・ジ・イエロー・スノウ
7. ナヌーク・ラブズ・イット
8. セント・アルフォンゾズ・パンケイク・ブレックファスト
9. ファーザー・オブリヴィオン
▼モア・ボーナス・スウィル
10. アポストロフィ (‘) TV CM
11. ドント・イート・ジ・イエロー・スノウ(シングル・エディット)
12. ヨーテボリGTR
13. アプロキシメイト(バーゼル)
14. …ザ・プードル・バイツ…

・DISC 6(ブルーレイ・オーディオ)
48kHz 24-bit Dolby Atmos, 48kHz 24-bit Dolby TrueHD 5.1, 96kHz 24-bit Quadraphonic, 192 kHz 24-bit & 96kHz 24-bit PCM Stereo
1. ドント・イート・ジ・イエロー・スノウ
2. ナヌーク・ラブズ・イット
3. セント・アルフォンゾズ・パンケイク・ブレックファスト
4. ファーザー・オブリヴィオン
5. コズミック・デブリス
6. エキセントリフューガル・フォルツ
7. アポストロフィ (‘)
8. アンクル・リーマス
9. スティンク・フット

■ CD1
バーニー・グランドマン(バーニー・グランドマン・マスタリング)が製作したアルバム本編の最新マスターのほか、収録曲の別テイクや別ミックス(うち7トラックは2016年作『ザ・クラックス・オブ・ザ・ビスケット』に収録されたもの)、アルバム収録ヴァージョンには含まれていない6分間の演奏も楽しめるタイトル・トラックのアンエディテッド・マスターなどの関連音源を多数収録。

■ CD2 & CD3
74年3月21日にコロラド州コロラド・スプリングス(正確な会場は不明ながら、シヴィック・オーディトリアムとする説が有力)で行われたステージの模様を収録。これはザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションの10周年記念ツアーの前哨戦として行われた全5週間のツアーの一公演で、有名曲の目新しいアレンジや当時の新曲、滅多に披露されることがなかった「バベット」の貴重な演奏などを聴くことができる。なお、70年にもマザーズに参加していたジェフ・シモンズ(ギター/ヴォーカル)らを含むこのときのラインナップによる演奏は、ザッパが公式リリースした作品には一度も収められていない。

■ CD4 & CD5
74年11月20日にオハイオ州デイトンのハラ・アリーナで行われた公演の模様を収録。ザッパ(ギター/ヴォーカル)、ジョージ・デューク(キーボード/ヴォーカル)、ナポレオン・マーフィー・ブロック(テナー・サックス/フルート/ヴォーカル)、トム・ファウラー(ベース)、チェスター・トンプソン(ドラム)、ルース・アンダーウッド(パーカッション)から成る当時のバンドはザッパ史上最強の呼び声も高く、このデイトン公演はそのラインナップによる現存する最後のライヴ音源である。またCD4の冒頭には、74年3月のソルト・レイク・シティ公演で披露された人気曲「インカ・ローズ」の音源を併録。

■ ブルーレイ・オーディオ(音源のみ)
「ドント・イート・ジ・イエロー・スノウ」がザッパ史上初めてシングル・チャートに入ったことや、表題曲「アポストロフィ (‘)」にジャック・ブルース(元クリーム/ベース)とジム・ゴードン(元デレク・アンド・ザ・ドミノス/ドラム)が参加したことなども話題となったザッパ最大のヒット作『アポストロフィ(‘)』。その全曲を、ドルビーアトモスと5.1chサラウンド(エリック・ゴーベルとカーマ・オーガーがスタジオ1LAで製作した最新ミックス)、ザッパ本人が制作した4チャンネル・ステレオ・ミックス (1974年以来、実に50年振りの公式リリース!) 、192kHz/24-bitおよび96kHz/24-bitのハイレゾ・ステレオ(バーニー・グランドマンによる最新マスター)の各種フォーマットで収録。

■英文ブックレット
ザッパ家のテープ倉庫管理人であるジョー・トラヴァース、英国人ジャーナリストのサイモン・プレンティスの二名による詳細なライナーノーツ、『アポストロフィ(‘)』の象徴的なジャケット写真を手がけたサム・エマーソン撮影の秘蔵写真等々を掲載。